もしも、美容整形に失敗してしまったら…

考えたくはないけれど…自分の身に起こるかもしれない「こんなはずじゃなかった」

思っていたイメージと仕上がりが違った…とはいえ、美容院での「失敗」なら「また髪は伸びてくるし…」とあきらめることもできるかもしれません。

もし、パーマが気に入らなかったのなら、無料で元に戻してくれる美容院も多くあります。

でも、美容整形はそんなわけにはいきません。

一度手術をしてしまったら、まるまる元の状態に戻すことは非常に難しいです。

顔の表情が変わった、胸が硬くなったなどから、腕が動かなくなった、口が閉じなくなった、など取り返しのつかないものが多くあるのも事実です。

個人対クリニックでの戦いは難しい。専門家に相談したほうが安心。

整形手術の失敗の件を裁判所に持ち込む場合、個人ではなく弁護士など専門家のいる法律相談所に相談するのが良いと思います。

もともと、その件を「失敗であった」と判断する基準は非常にあいまいであることからも、個人でクリニックを訴え、戦って勝訴することはかなり難しいのです。

施術で元に戻せる程度の失敗であれば、無料で直してくれるところも多いようですが、個人としてクリニックにクレームを言っても「これからもっと自然になってきます」などとうまく丸め込まれたり、専門用語を言われてよくわからず、結局言いなりになってしまったなどということもありますので、できれば専門家を後ろ盾に交渉するか、代わりに交渉してもらうのが良いでしょう。

もしものときのためにも、手術前からカウンセリングや診察の内容やこちらからの質問に対するクリニック側の答えなどひとつひとつをしっかりメモしておくなどしておくと良いと思います。

示談にしても訴訟を起こすにしても、クリニックにクレームする場合は弁護士の有無にかかわらず、これらのメモとクリニックからの請求書や領収書、そしてこれからどうしたいのか(慰謝料の金額など)を準備しておきましょう。