美容整形手術を受ける前に考えよう

思い通りにいかないというリスク

美容院で、「歌手の○○さんみたいな髪型にしてください」と注文したり、憧れの芸能人の写真を持参して「こういう髪型にしてください」と言っても、できあがってみると全然違った、なんて経験がある方、多いのではないでしょうか?私はあります。同じように美容整形でも、手術後の顔が自分の思い描いていた顔と違ったり、気に入らないこともあるかもしれません。失敗したのが美容院でのヘアスタイルなら、カットやパーマで失敗したとしてもまた伸びてくるし、パーマなら落とすこともできます。ですが、美容整形の場合、気に入らなかったから直すということができない場合が多いのです。どんな手術においても、失敗すること・または効果がみられないことがある、というのを頭においておきましょう。
また、仮にご自分がイメージしていた仕上がりになったとしても、そのことで必ずしも幸せになれるとは限りません。愛するご主人のためにきれいになりたくて美容整形をし、成功したのに、ご主人から「前の方がよかったのに」とか「違う人みたいでいやだ」なんていわれてしまったりなどという話もよく聞きます。

体へのリスク

手術というものは体に麻酔をかけ、メスで体を切るのです。麻酔をかけることも、メスで体を切ることも、本来は体にとっていいことではなく、体への負担も大きいので、できれば避けたいことです。病気などで手術をする方にとってはその病気の改善のためにやむをえないことですが、美容整形の場合はその手術をしないことが生活に支障をきたすことはあまりなく、もっと言ってしまえば、他の人から見たらやらなくてもいい場合も多いのです。美容整形では、そんな健康な体にわざわざ麻酔をかけたり、メスを入れたりするのです。
さらに、万が一その手術が失敗した場合、それが取り返しのつかない障害となって残ることもありえます。腕の脂肪吸引の手術を受けた人が、手術後腕が痺れて動かせなくなり、障害者の認定を受けることになってしまったという話も、実際にあるのです。